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  • 04/20/16:53

05.16.23:40

メルトダウンは3月11日…初動の遅れ裏付け と、もう一つ

もう、何がニュースで出てきても驚かないぞ!、と。
そんな感じです。

為政者は「最悪の事態を想定してそれに備える」のが仕事のひとつだと思うんだが・・・
所詮は政治家も普通の人間だからそこまで期待するのは酷なんだろうな。

■メルトダウンは3月11日…初動の遅れ裏付け(読売)
 東京電力は15日、福島第一原子力発電所1号機で起きた「メルトダウン(炉心溶融)」は最近起きたものではなく、同原発が津波に襲われた約4時間後の3月11日夜に始まったとする分析結果を公表した。

 東電が注水を開始したのは、炉心溶融が始まってから10時間以上後の翌12日朝で、事故に対する東電の初動が遅れたことがデータからも裏付けられた。

 東電は、中央制御室で地震直後から記録されたデータなどを基に、津波が襲来した3月11日午後3時30分頃から原子炉の冷却機能が働かなかったと仮定し、原子炉の炉心温度や水位を推定した。その結果、当初約300度だった炉心温度は、11日午後6時過ぎから急上昇し始めた。それに伴って、燃料最上部から約5メートル上にあった原子炉の水位も、津波から約4時間後の11日午後7時30分頃に約10メートル低下し、全燃料が水面から露出。同7時50分頃には、燃料が圧力容器の底に落下し始め、炉心溶融が始まった。

 11日午後9時には、炉心温度が燃料(ペレット)自体が溶け始める2800度に達し、注水開始直後の12日午前6時には何らかの理由で圧力容器に穴が開き、水位が急落した。津波襲来から約15時間20分後の12日午前6時50分には、核燃料の大半が原子炉圧力容器底部に崩落した状態になった。


■福島2、3号機も「燃料の大半溶融」前提に冷却 政府・東電方針(日経)
 政府と東京電力の統合対策室は16日、福島第1原子力発電所の1~3号機について、燃料の大半が溶融していることを前提に冷却作業を進める方針を明らかにした。1号機では炉心の大半が溶融していることが判明し、代替冷却法で対応する方向で検討に入った。10月~来年1月をメドに原子炉を安定な「冷温停止」状態に持ち込む計画は変えない考えだ。

 16日の会見で細野豪志首相補佐官は「1号機では燃料が(圧力容器の外の)格納容器に多少落ちていることを想定して様々な対応を進める」と話した。

 1号機は原子炉の圧力容器や格納容器が損傷し、格納容器を水で満たす「冠水」による当初の冷却法は困難な状況。

 首相補佐官は1号機では14時間、2、3号機では6時間半前後、それぞれの原子炉に冷却水が行き渡らなかったとの見通しも示した。2、3号機も燃料の大半が溶融したことを前提に冷却が必要になる。

 ただ首相補佐官は「冷却そのものが遅れているわけではなく、安定的な冷却手段を確保すれば目標通りにできるのではないか」と発言。漏れた水を原子炉に戻すなどして冷却ができれば、予定通りに冷やせるとの認識を示した。

 また原子力安全委員会の班目春樹委員長は16日の会見で「2号機はメルトダウン(炉心溶融)していると認識している。3号機も同じ事が起こったと推定している」と話した。

 一方、福島第1原発では16日、建屋にたまった汚染水を浄化する装置の資材搬入も進んだ。仏アレバ社製で、汚染水の放射性物質などを取り除き冷却水として再利用する。17日にも組み立てを本格化し、装置は6月の稼働を目指す。

 復旧作業を阻む汚染水の増加が懸念されている。浄化処理の成否が事故収束のカギを握る。

 また東電は16日、福島第1原発での地震観測記録を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。耐震設計の基準を超える揺れが複数点であり、最大で約3割超えた場所もあった。
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