03.28.22:22
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04.20.23:47
中国株ファンドの3月末純資産は前月比+2.1%、12カ月連続の資金流出(ロイター)
中国株ファンドだけではなく、インド・ロシア東欧・ブラジルのそれぞれの株式ファンドすべてが3月度は資金流出超過とのこと。インド株式ファンドはともかく、ずっと資金流出超過が続いているんですね。
▼中国株ファンドの3月末純資産は前月比+2.1%、12カ月連続の資金流出
▼インド株ファンドの3月末純資産は前月比+10.4%、資金フローは再び流出超に
▼ロシア・東欧株Fの3月末純資産は前月比+4.1%増の1476億円、21カ月連続の資金流出
▼ブラジル株ファンド3月末純資産残高は前月比+0.3%、9カ月連続の資金流出
▼中国株ファンドの3月末純資産は前月比+2.1%、12カ月連続の資金流出
トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、国内で販売されている中国株ファンド(国内籍)の3月末時点の純資産残高は前月比2.1%増の8842億9100万円となった。5カ月ぶりの増加。1兆円割れは4カ月続いている。資金フローは12カ月連続の流出超となった。
◎3月末の中国株ファンドの本数・残高は以下のとおり(カッコ内は前月末)。
国内籍
111本(108本) 8842億9100万円( 8663億6000万円)
外国籍
21本( 21本) 332億5400万円( 352億6400万円)
資金純流出動向
マイナス270億円( マイナス137億円)
*国内籍は追加型と単位型の合算、外国籍は前月末データ
▼インド株ファンドの3月末純資産は前月比+10.4%、資金フローは再び流出超に
トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、国内で販売されているインド株ファンド(国内籍)の3月末純資産残高は前月比10.4%増の7331億5600万円となった。増加は3カ月ぶり。
株式市場は3カ月ぶりに上昇し、上げ幅も9%超となった。為替市場で円が全面安になったこともあり、残高は結果的に二ケタ増となったが、一方で資金フローは再び流出超に転じている。
純流入ファンドは国内籍32本中10本(前月は32本中19本)だった。
◎3月末インド株ファンドの本数・残高は以下のとおり。 (カッコ内は前月末)
国内籍
32本(32本) 7331億5600万円(6641億1100万円)
外国籍
4本( 4本) 908億5900万円( 875億4400万円)
資金流出入動向
マイナス70億円 プラス134億円
*外国籍は前月末データ
▼ロシア・東欧株Fの3月末純資産は前月比+4.1%増の1476億円、21カ月連続の資金流出
トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、国内で販売されているロシア・東欧株ファンド(国内籍)の3月末純資産残高は前月比4.1%増の1476億5300万円となった。増加は4カ月ぶり。
株式市場は7カ月連続で上昇するなど好調で、3月は約4%上昇。年初来では約13%上昇した。資金流出は21カ月続いているが、主要通貨に対する円の全面安など背景に、残高はプラスに転じている。
同カテゴリー(国内籍)全体の過去最高残高は08年5月末の4294億5500万円。ピーク時の約3割の水準に落ち込んでいる。
◎3月末ロシア・東欧株ファンドの本数・残高は以下のとおり。(カッコ内は前月末)
国内籍
20本(20本) 1476億5300万円(1417億7800万円)
外国籍
3本( 3本) 177億1600万円( 176億9900万円)
資金流出入動向
マイナス43億円( マイナス30億円)
*外国籍は前月末データ
▼ブラジル株ファンド3月末純資産残高は前月比+0.3%、9カ月連続の資金流出
トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、国内で販売されているブラジル株ファンドの3月末の純資産残高は前月比0.2%増の6211億6600万円となった。増加は6カ月ぶり。株式市場は上昇し、円の全面安も残高をサポートしたが、資金の純流出は続いており、全体では微増に終わった。資金の流出超は9カ月連続。
国内籍ファンド34本中30本が流出超(2月は34本中26本が流出超)となった。中でも残高4位の「野村ブラジル・インフラ関連株投信」からは約62億円が流出。次いで2位の「ダイワ・ブラジル株式オープン─リオの風─」からは約38億円が純流出した。
◎3月末ブラジル株ファンドの本数・残高は以下のとおり。
(外国籍およびカッコ内は前月末時点、なお百万円以下は四捨五入)
国内籍
34本(34本) 6211億6600万円(6191億6200万円)
外国籍
1本( 1本) 4億2700万円( 4億6200万円)
資金流出入動向
マイナス251億円( マイナス205億円)
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