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商品先物、ゲーム、ニュースに対する日々の雑感
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  • 05/09/00:05

04.11.23:21

FRB議長が金融商品の時価会計に言及、一部海外勢は株買いに(ロイター)

ロイターの記事から
FRB議長が金融商品の時価会計に言及、一部海外勢は株買いに

週末の東京市場は、株高/債券安が大幅に進み、日経平均.N225は一時、300円を超す上昇となった。ドル/円が102円台と円安方向に動いたことや米株高などの要因に加え、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が10日に金融商品の時価評価に言及し、見直しに含みを持たせた内容との見方がマーケットに出て、海外勢などからの買いが目立っていた。ただ、11日にワシントンで開かれる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)での議論の結果を見極めたいとのムードも午後の取引中盤から広がった。

(中略)

バーナンキ議長は10日、リッチモンドでの講演後の質疑応答で「流動性が非常に低い市場で資産を売却する動きが、評価損の計上、投げ売りといった事態につながったという意味では、時価評価が時に不安定要因として働いたと言える」と述べた。体としてみると、時価会計は投資家にとってプラスとなっているが、資産価値は、資産の流動性が低下している局面ではなく、市場が安定し、正常に機能している状況で決められるべきだと指摘した。


まぁ、ロイターの記事でも書かれていますが、
FAS157でいうところの「レベル3」資産(上場されていず、相対取引も活発ではなく、公正な市場価格が観測できないもの)に含まれるサブプライムローン絡みの金融商品を無理やり「時価会計」を適用しようとして、必要以上に投売りを誘発したというようなことがありますが・・・


「公正な市場価格が観測できない」ものを無理やり「時価で評価」するというのは、「とりあえず、ブックオフで売れる値段を評価とする」、というのと似たような部分があったりしますからねぇ~。これは、どこかで読んだ「例え」の引用ですが。

普通の人にはわかりにくい具体的な例として、
私が持っている「怒首領蜂 2nd -紅の弾幕編-」という攻略ビデオ、これをブックオフに売ろうとしたら、多分100円もしくは買取拒否でしょうが、ゲームを専門に扱っている中古ショップではプレミアムがついて売れる、ということに似ているということ。


確かに「価格の観測できないもの」を無理やり時価評価する、というニュースを昨年見たときはものすごく違和感を感じましたが、ただ、時価会計を推進していくという流れは止まらないでしょう。


会計というのは結局「利益は何か?コストは何か?」ということにおける定義によって大きく左右されますが、多数の人が「公正妥当と考えるもの」によって構築されていく以上、「今の値段はいくらなんだ?」という疑問にこたえられるものが優先されるのはしょうがないのかも・・・
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