へっぽこな現場から　2nd -紅の弾幕編-

• 05/17/19:37

本日の主役は貴金属！といっても誰も文句はいわないであろう国内先物市場。

あとは、気になるのは為替ですかねえ〜。立会い中は1ドル＝111円台だったと思うんですが、今は110円50銭までドル安が進んでます。対ユーロでも１ユーロ＝1.28ドル手前まで来てますし。
ドル円で言えば、以前書いたように112円前半を割り込んだ以上、108円台突入は時間の問題でしょう。その後はもみ合った後に、再び112円〜116円あたりのレンジに戻るのか、それとも、100円割れを目指す展開になるのか。
1年半ぐらいまえから「1ドル75円までは2･3年以内にいく！」なんて冗談半分（つまり半分本気）にしゃべってましたが、流れ的には問題なさそう・・・なのかな。


さて個別に簡単な感想を。

貴金属は全面高。金・白金ともにストップ高もしくはその近辺での取引終了。海外市場であれだけ上昇していればしょうがないんですけどね。
海外で金は700ドル突破、国内は2,500円突破と高値更新。その割には、過熱感がなくて気持ち悪いですねぇ〜。去年12月の急落で懲りて、慎重に買い進める人が増えたということでしょうか？新規資金の流入もあるでしょうけどね。
ここまで上がってくると、宝飾等の「実需の買い」はだいぶ減っているみたいですが、投機資金の流入がそれを上回っている限り止まりそうにないですね。ドル安の流れもありますし、大統領選挙まではこのまままったり上昇トレンド継続でしょうか？


次に石油製品。
NY原油は70ドルを一旦割っていたものの、結局は70ドル台に復帰。それを受けて国内は上昇。そういえば、ここ最近の急落のおかげ？で東京ガソリンはキレイに逆ザヤになってきましたね。いまの状態が「あるべき姿」というか、もうちょっと逆ザヤ幅が大きくてもいい気がしますが・・・。ここ最近の原油の上昇を考えたら、サヤが詰まり気味なのはある意味当然（原油が中東から日本に届き、精製するまで約2〜3ヶ月）。
NY原油は目先の天井をつけた、という見方も強く、本日は大きく反発できませんでしたが、ここからはガソリンの期近・灯油の期先（つまり現物の需要期）が主導権を握って切り替えしていくんじゃないかなぁ〜。そうなうると、サヤ取りが熱くなる！ので今後はサヤ関係を観察するのが楽しみ。貴金属同様、中・長期的にはまだ上昇トレンド継続でしょうか。抵抗線は前回書いた内容のものでしばらく通用するはず。


最後に穀物。
コーン＆大豆はだいぶ調整が進んだと言うことで、そろそろ値固めの時期でしょうか。コーンが期待先行で買われた一方、大豆は売り込まれていたために、大豆のほうが立ち直りは早そうですね。ただ、ファンダメンタル的にはコーンの方が強いんで、どちらの銘柄で仕掛けるのは迷うところ。せっかくだから両方しかけてみますか。先限で東京コーン19,000円前半、東京一般大豆で34,000円前半というのは抵抗線にちょうどひっかかっているところですんで仕掛けやすいですからね。

• 05/10/22:11
• 投資：商品&総合
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