へっぽこな現場から　2nd -紅の弾幕編-

• 05/18/14:43

そんなことを断言するアナタ。
頭は大丈夫デスカ？

「いつか」とはいつですか？
1週間後？それとも10年後？
日経平均は10年以上かけても、高値から半値水準すら回復していないのですよ？


商品先物取引での、ロールオーバーのコストやサヤすべりによるコストはきちんと考えていますか？

「倍ナンピンで短期勝負だから大丈夫！」
というアナタ。

ベキ級数の恐ろしさは知っていますか？
資金ショートする前に、相場が反転する保証はあるのですか？



そして

「今の商品先物取引は委託者保護の制度が悪い。『委託者保護のガイドライン』のおかげで、預けた資金のほんのごく一部しか、建玉をしない。おかげで、資金がスカスカになるまで証拠金不足にならない。そのせいで対処が遅れる。
むしろ、満玉建てて早めに証拠金不足にしたほうが、対処が早くなり、結果的にお客様のタメだ！」
などという、「とんちんかん」な発言で納得してしまうアナタ方。そして、そのことを推奨しようとするアナタ方。

「投資・投機のプロ」と胸を張れるのですか？

そもそも、損失への対処は「投資資金」と「損失」の大きさのみの関係で行うべきもの。

「証拠金不足か否か？」
で対処する、というのは愚の骨頂です。

第一、商品先物取引において「証拠金不足」といことは「資金の半分以上が消えてしまっている」ということ。その時点で、回復の見込みは非常に薄いのです。

パフォーマンスが-50%ということは、次に+100%のパフォーマンスを出す必要があるのですよ？できますか？


「資金を追加すればよい」というアナタ。
何度でも書きますが、資金は無限にあるわけではないのですよ？それまでに、回復させるだけの腕はあるのですか？

「これまで、そんな状態のお客様を回復させてきた」というアナタ。
その何倍・何十倍のお客様が、ただ損失を拡大させて取引を終了してきたのではないですか？


アナタは自分の投資パフォーマンスをきちんと測定したことがありますか？

収益の年率平均は？
対インデックスでは？
シャープレシオは？
最大ドローダウンは？
ドローダウンの回復期間は？
etc,etc,etc・・・

資料は社内から幾らでも調達できるでしょう？

• 03/05/22:26
• 投資：投資一般論？
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