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商品先物、ゲーム、ニュースに対する日々の雑感
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  • 05/18/15:59

02.25.19:20

相関係数のイタズラ

吉野貴晶 著「サザエさんと株価の関係」では、相関係数を使って、「関係のある・なし」を計っています。

ただ、文章内にも「幾ら相関係数が高くても、因果関係がない場合には株式の予想に応用すべきではない」と書かれているとおり、やみくもに使うべきではないでしょう。たまたま一定期間においては相関関係が強いだけ、というのはいくらでもありますので、自分でExcelなどを使って調べてみるときは注意するべきでしょう。


あと、相関係数で面白いネタを。

第t月の株価が次の式で与えられるものを考えて見ます。

y1(t)=0.3t-sin(2πt/12)+10
y2(t)=0.3t+sin(2πt/12)+10

これ、直感的にはあきらかですが、値そのものの相関係数は0.9を超え、強い相関があります。しかし、月次収益で計算してみると、-0.9以下で強い逆相関を示します。

こんなことも実際に起こりうるので、「逆相関があります」と書かれていても要注意!
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02.25.19:03

「サザエさんと株価の関係」

というタイトルの新書を買ってみました。


中身は「行動ファイナンス入門」ってことで、作者の人は「大和総研」所属ですな。この手の話は、大和総研サイトにもアップされていたりすんで、ときたま読むと楽しい。


で、タイトルになっている「サザエさんと株価の関係」、結論としては「サザエさんの視聴率が高いと、株価は安い」って内容なのですが、別に著者も「怪しげ」な研究してるわけではないんですよね。

「日曜に外出せずに、家にいる→外食したりしていないのだから、景気があまりいいとは言えない」というアイディアがもとにあって、「日曜の在宅率」の代用として、サザエさんの視聴率を使ったのだとか。「サザエさん症候群」なんて言葉(サザエさんを見てると、これで、休日もおわりかと憂鬱になる)も背景として考えているとのことですが・・・


まぁ、株式市場においては業績なども重要だけど、実際に売買する人間の心理状況も重要だったりするので
、一見定量化しにくい条件も他の条件で代替したりして調べてみよう!ということらしいです。

投資のアイディアとして、ちょっと目先の変わったことを考えるにはいいかも?という内容でした。

02.21.21:39

投資対象は・・・やっぱり「好き」なものから

投資を考える際、まず考えなければならないのは「何に」投資するか?ということ。

不動産だったり、株式だったり、債券だったり、商品だったり。そして、その中でもどこに?

ということ。

慣れたらイロイロ考えるのが楽しみでもあるんですが
あまり投資経験のないうちは、やはり「自分の好きなもの・よく知っているもの」に投資するのがベスト!



株式なら
「ここのゲームが好きだから」
「ここのお店は店員の態度もいいし、お客さんもたくさん入っているし」
というのがよいか、と。

すでに「織り込み済み」と言って、思うように動かないときも多々ありますが、それでも日々の値動きの理由が、自分なりにわかりやすいですし。

加えて、「興味がある・持っている」時点で、その企業に関したニュースに気が付きやすい!というのが大きい。

心理学的にも、全く興味の無いものに対しては鈍感になるというのは実験的にデータがあります。


まぁ、「ごく少数の好きなもの・知っているものに投資」と意見に対し、
「ポートフォリオ云々」「とにかく分散してリクグ減少を」
という反対意見を述べる方もいるかもしれませんが、「ポートフォリオ」なんてものは、十分自分で見通しを立てられる人が使うものだと思いますので・・・

01.23.19:26

「自分ほどアテにならないものはない!」

世の中、自分ほどアテにならないものはない!

というのが信条だったりするので、自分のお金で投資するときは、あっちこっちのサイトを見て、材料やテクニカルポイントを探します。


で、そのときは
「正しければ証明を、そうでなければ反例を」
という、いかにも数学的な?考え方でやります。


まぁ、上げ材料だけ、とか下げ材料だけ、を求めてうろちょろしないってことですな。

最終的な売買判断は完全に「主観」というか「独断と偏見」で行うわけですが、そこにいたるまではたくさんの考え方を見て、「見逃し」を少なくしようとするわけです。

これをやっておかないと、イラク戦争におけるアメリカのように
「大量破壊兵器がないなんてありえない!」
「証拠がないのは探し方が悪いだけだ!」
などという誤った判断をしかねません。


とはいっても間違うときは間違うので、そんなときは当初予定のロスカットラインに従って
「にっこり笑ってバンザイ(損切り)」
するだけだったりしますが。

01.21.22:18

テクニカルとファンダメンタルズどちらを重視する?

結論を言えば、その人の好み&投資スタイルでOK!
なのでしょうが。


さて、私の好きな言葉に
「ファンダメンタリストは理路整然を曲がる」
というものがあったり。


これは、別にファンダメンタルズを重視する人を嘲笑うためにあるのではなくて・・・

需給のバランス・企業業績・国家の経済状況は間違いなく価格に大きな影響をもたらし、トレンドを形成すると思います。ただ、その「ボディーブロー」のように効いてくる材料が、いつどんなタイミングで表に出てくるのかを当てるのは非常に至難の業。

ゆえに、目先のオーバーシュート等の値動きに振り落とされることが多いように思われるのです。

十分に資金的に余裕を持ち、2年でも5年でも待ち、きちんと利益を狙える人であれば、ファンダメンタルズを重視し、投資するのがよいでしょう。しかし、1ヶ月とか、1週間というスパンで投資する人には不適切なのだろう、と。


何回か書きましたけど、ジム・ロジャーズ氏は徹底的にファンダメンタルズで投資するスタイルで、何年でも待つ忍耐と自信をもっているようで。なおかつ、市場におけるオーバーシュートを十分に引き受けるだけの資金的余裕まである。無理に我々がまねする必要はないでしょう。自分でリスクを取りたい期間だけ取り、しばらくはゆっくり休むのもよいでしょうから。

11.21.21:17

「ヒステリーを売れ!(ジム・ロジャーズ)」

「ジム・ロジャーズ(TM)」ネタ再び!

つーか、ジム・ロジャーズ氏ってカタカナ表記の「ジム・ロジャーズ」もきっちり登録商標をとってるんですね。まぁ、ダイブ前から知ってますが・・・。


そんなことより!
「コーンは寄付きが仕掛けドコロ?」
と書いたものの、東京コーン期先のみが陰線引け。やっぱり、委託玉と言うか、三井F&三菱F証券の買いが期先に固まってて内部要因がいまいちなんだようなぁ〜。サヤの状態も内部要因にかなり強く引っ張られて、天狗サヤに。さらなる大相場を目指すなら、逆サヤに移行していくんでしょうなぁ。

穀物相場に関連して、ということになるんでしょうが、「週刊エコノミスト」が「穀物インフレが来る」なんて特集を組んだおかげで、「上のほう」から「営業社員は今週号のエコノミストを全員買え!」なんて号令が・・・これを「ヒステリー」と言わずしてどうする?


目先、きっと転換点なんでしょうなぁ〜。
「穀物インフレ」の根底にある需給バランスの崩れはしばらく普遍でしょうが、数年スパンではなく、目先1・2週間、よくて2・3ヶ月の流れを追うであろう、通常の商品先物投資においては、結構な調整が入るかも?

前回、週刊エコノミストが「資源バブル 原油・金・非鉄」の特集を組んだのは5月後半で、商品市場全体に大きな調整が入りましたからねぇ〜。そのときのblogはこんな感じだったなぁ。