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  • 05/11/01:50

11.02.01:30

Twitterで株式市場を予測:「86.7%の精度」(WIRED VISION)

ありがちで、ちょっと古いネタだけど今気づいたのでメモっておこう。

大量のデータを取得し、それを株式市場の予想に使うというのはよく見かける発想だけど、最近この手のネタが上がるを見てないしなぁ~。

そもそもビジネスニュースやタダで提供されているレポートも漁ってない、というのもありますが。


■Twitterで株式市場を予測:「86.7%の精度」(WIRED VISION)
ある1日に『Twitter』の世界(Twitterverse)がどのくらい平穏だったかを測定することで、3日後の『ダウ・ジョーンズ工業株価平均』の変化の方向性を86.7%の精度で予測できるという研究成果が発表された。

この発見は、(別の研究から派生した)ほとんど偶然によるもので、研究者たち自身が驚いている。インディアナ大学のJohan Bollen准教授(社会科学)らによる研究論文は、プレプリント・サーバー『arXiv.org』に掲載された。

これまでの研究によって、一般社会の気分を測るのにブログが利用できることや、映画に関するツイートから興行収入を予測できることが明らかになっている。感情を含んだ語彙を判断材料として、ツイートを肯定的なものと否定的なものにふるい分ける、オープンソースの気分追跡ツール『OpenFinder』もある。

しかしBollen准教授は、もっと微妙なニュアンスまで汲み取れる感情バロメーターの構築を意図した。同准教授は「気分プロフィール検査」(POMS)という、心理学では標準的なツールを利用した。POMSは短時間で回答できる質問紙形式の心理学検査で、薬学研究やスポーツ医学の分野等でよく使われている。[オンライン版のPOMSもある]

POMSのもともとの質問紙は、自分の気持ちが72種類のさまざまな形容(「友好的な」「不機嫌な」「活発な」「限界ギリギリの」「パニック状態の」など)にどの程度当てはまるか、回答者自身に判断させるもので、この回答をもとに、 6つの尺度に沿って気分を測定する。そして研究者らは、[POMSの6尺度を応用して、「社会全体の気分」の尺度を]平穏、警戒、確信、活気、善意、幸福に分類した。[研究者らは、この尺度を「Google-Profile of Mood States(GPOMS)」と呼んでいる。なお、本来のPOMS尺度は、「緊張−不安(Tension-Anxiety)」「抑うつ−落込み (Depression-Dejection)」「活気(Vigor)」「怒り−敵意(Anger-Hostility)」「疲労(Fatigue)」「混乱(Confusion)」]

Bollen准教授のチームは、『Google』の膨大なデータベースを調査して、もともとの72の形容と関連して使われることの多い語句を探し、語彙リストに加えた。次に、チームは2008年2月から12月までの期間に270万人のTwitter利用者が投稿した980万件のツイートを対象に、感情を吐露したと見られるツイートを選択し、このデータセット全体に対してテストを実施した。

正常に動作していることを確認するため、チームは2008年米大統領選の投票日や感謝祭など、一般社会の気分の予測が容易ないくつかの日付をチェックした。その結果は予想通りだった。Twitterの世界は、投票日の前日には不安が漂っていたが、投票日当日にはずっと平穏で、幸福な気分や善意が広がっていた。投票日翌日の11月5日までには、すべて平常値に戻った。また、感謝祭の日には、Twitterの「幸福」度は突発的に上昇した。

その後、ほんの好奇心から、大学院生のHuina Mao氏が、この社会の気分を、ダウ・ジョーンズ工業株価平均と比較してみた。すると、6つのうち「平穏」の尺度が、株式市場の上下動と、驚くほど同じ動きをしていることが分かった――ただし、気分の動きのほうが3〜4日先を行っていた。

だが、この驚くべき相関関係だけでは、Twitterが未来予想に使えるかどうかは分からない。この仮説を検証するため、研究者らは、株式市場の上昇または下降を予測できるよう、機械学習アルゴリズムに調整を行なった。そして、最初は過去3日間のダウ・ジョーンズ工業株価平均のデータのみを用い、その後気分のデータを含めるようにした。

株式市場のデータのみを使った場合も、アルゴリズムはかなり健闘し、73.3%の精度で株式市場の状態を予想した。しかし気分の情報を加えたところ精度はさらに向上し、最高で86.7%まで跳ね上がった。Bollen准教授は、今回使ったアルゴリズムは単純なものであり、より高品質なものを使えばもっと成績が向上する可能性があると指摘している。

Bollen准教授は、このような一致がなぜ起こるかはわからないと述べている。別の研究者も指摘するように、Twitter世界にいる人々のうち株式に関連した人は一部にすぎないし、そもそも米国以外に住む人も多いからだ。人々の雰囲気が投資になんらかの影響を与えるのだろうが、詳しくはさらなる研究が必要だと同准教授は述べている。



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