05.03.15:02
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04.08.22:17
「市場が動き始めた」 シャープ堺工場10月稼働 液晶需要回復で前倒し(ITmedia)
国内は景気反転の糸口になりそうなニュースすらなく、求人サイト運営会社がリストラを発表したり(日経:エン・ジャパン、社員の26%を削減へ 希望退職を募集)するというような状況ですが、ちょっと明るいニュースが見えたのでご紹介。
本格的な景気回復にはまだまだ時間がかかり、景気に遅行する雇用情勢については回復するのが早くとも来年以降になるでしょうけれども・・・
■「市場が動き始めた」 シャープ堺工場10月稼働 液晶需要回復で前倒し(ITmedia)
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本格的な景気回復にはまだまだ時間がかかり、景気に遅行する雇用情勢については回復するのが早くとも来年以降になるでしょうけれども・・・
■「市場が動き始めた」 シャープ堺工場10月稼働 液晶需要回復で前倒し(ITmedia)
シャープは4月8日、堺市に建設している液晶パネル工場の稼働開始時期を半年早め、今年10月から稼働すると発表した。在庫調整が一巡した上、新興国を中心に需要回復の兆しが出てきており、量産化のめどが付いたため、稼働を前倒しして対応する。片山幹雄社長は「競争力のある工場の稼働は、厳しい環境で競争する武器になる」と話している。
堺工場は約3800億円を投じる世界最大級の液晶パネル工場。世界で初めて第10世代ガラス基板(2880×3130ミリ)に対応した最新鋭設備を備え、主に40~60インチクラスの大型テレビ用パネルを製造する。稼働当初の投入能力は月産3万6000枚で、最終的に倍の7万2000枚まで引き上げる計画だ。来春にはソニーと合弁化する予定。
世界金融危機の影響で液晶テレビ需要が冷え込み、メーカー各社は積み上がった在庫処理に追われた。同社も一部ラインの再編を迫られたほか、需要の閑散期となる1~3月期の工場稼働率は「半分くらい」に落ち込んだ。
だが現在、主力の亀山第2工場はフル操業状態が続いているという。「フル操業と聞いてびっくりするだろうが、びっくりするくらい市場が動き始めた。この1~2週間で急に注文が入り始めた」──8日の経営方針説明会で、片山社長は声を弾ませた。
中国で液晶テレビ需要が伸びてきているなど、新興国を中心に需要回復の兆しが出てきた上、昨年度に比べ生産能力は減っているため、年末商戦に向けて「秋には堺工場を動かさないと全く足りなくなる」と判断。中国メーカー向けにパネルを外販するめども付き、稼働前倒しに踏み切る。
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